「アートと雑貨の生まれる学校」-重文の自由学園明日館で開催

「utteマルシェ アートと雑貨の生まれる学校」参加者の作品の一部
重文の自由学園明日館で開催される「utteマルシェ アートと雑貨の生まれる学校」

「utteマルシェ アートと雑貨の生まれる学校」参加者の作品の一部 重文の自由学園明日館で開催される「utteマルシェ アートと雑貨の生まれる学校」

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 国の重要文化財に指定されている「自由学園明日館」(豊島区西池袋2)で9月22日・23日、イベント「utteマルシェ アートと雑貨の生まれる学校」が開催される。

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 自由学園は1921(大正10)年に女学校として創立。明日館は同校の校舎で、「プレーリーハウス(草原様式)」と呼ばれる幾何学的な建具の装飾が特徴。建築家フランク・ロド・ライトと遠藤新が設計した。1997年に国の重要文化財に指定されている。

 両日、クリエーターによる作品の展示・販売をするほかワークショップも行う。出店するクリエーターは10組で、作品はイラストや書、帽子やアクセサリーなどさまざま。ワークショップが11組が行い、アジサイのミニリースを作るものやコーヒーで描く水彩画などが体験できる。

 イベントを主催する「くらしクリエイティブutte(うって)」担当の郷好文さんは「粘土と海藻を使ったアートや、ポストカード、Tシャツ、封筒などを親子で作るワークショップもある。手づくりも音楽も食もある、五感を癒やすアートを体験しに来てほしい」と話す。

 同所を会場に選んだ理由については、「(明日館は)緑が多く、自然と一体となる設計で静かなたたずまい、結婚式も開かれる厳粛で幸せな場所、自由な教育の学校というコンセプトが自由にアートを楽しんでほしいというわたしたちの希望とマッチした」と話す。

 人気を集める同施設は1年先まで予約で埋まっているが、「どうしても開きたい」というスタッフの熱意を伝え、明日館スタッフの福田竜さんが日程を調整し実現にこぎ着けたという。

 開催時間は、22日=12時~20時30分、23日=10時~18時。入場無料。ワークショップ参加は要予約。

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