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豊島区が公園禁煙化  池袋西口公園などは2年間で段階的に

池袋西口公園

池袋西口公園

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 豊島区は10月1日から、区内の公園の全面禁煙化を進めている。

池袋駅前

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 対象となるのは、喫煙場所が指定されている66の公園などのうち59園。上池袋くすのき公園、池袋駅前公園、東池袋中央公園、池袋西口公園、池袋ふれあい公園、日出町公園、駒込公園は、2年間で段階的に禁煙化を行う。

 公園の禁煙化は子どもを受動喫煙から守り、子育て環境をさらに向上させることを目的に豊島区立公園条例の改正を行い施行するもの。

 今年7月から公園への看板掲示、公園利用者へのチラシ配布、広報紙での周知に取り組んでいる。

 公園が禁煙になることで、どこで喫煙できるか質問を受けたり、周辺道路での喫煙や吸い殻のポイ捨てが多くなったりすることも想定されるため、マニュアルを整備。パトロールの際の指導や喫煙場所の案内など的確な対応を図ることで、公園全面禁煙の円滑な実施に努めていくという。

 区は2011年5月30日に、「路上喫煙及びポイ捨て防止に関する条例」を施行。道路上では、吸い殻入れのある場所以外での喫煙は禁止で、道路以外の公共の場所でも歩行喫煙はできないようになっている。そのほか、飲食店への受動喫煙防止対策や、妊婦本人や妊婦や18歳未満の子どもと同居する区民に禁煙治療にかかった費用を助成する事業も行っている。

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