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サンシャイン水族館にコツメカワウソの赤ちゃん3姉妹 名前を募集中

コツメカワウソの赤ちゃん3姉妹

コツメカワウソの赤ちゃん3姉妹

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 サンシャイン水族館(豊島区東池袋3)は現在、コツメカワウソの赤ちゃん3姉妹の名前を募集している。

子育ての様子

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 同館のコツメカワウソの夫婦、マハロとラジャに2月1日赤ちゃんが誕生し、順調にスクスクと育っているという。現在屋外エリアのマリンガーデン「カワウソたちの水辺」水槽で子育ての様子を公開しているほか、サンシャイン水族館オフィシャルユーチューブでの配信も行っている。

 マハロとラジャは2018(平成30)年から「カワウソたちの水辺」水槽で同居展示を開始。「すぐに仲良くなり、ラブラブな姿が目撃されていた」と同園。

 2018年に初めて出産して以来、繁殖がなかなかうまくいかなかったが、飼育スタッフによる徹底したサポートの元、母体の体重管理・データ収集・観察を続けながら出産に向けた準備を重ね、今回子宝に恵まれた。

 赤ちゃんが誕生してからは、飼育スタッフは極力手を出さず、両親に子育てを任せており、それに応えるよう母親も父親も一生懸命に協力して子育てをしているという。

 3頭のコツメカワウソの赤ちゃんのそれぞれの体重は、2月1日に生まれてから1週間ごとに約1.5倍のスピードで大きくなっている。生後の体重が約50グラム(推定)だったものが、生後45日でそれぞれ500グラムほどにまで成長。3頭の体重がだいたい同じくらいの割合で増えており、「推測だが母親マハロは、しっかりと個体を認識しながら、均等に授乳させているのかもしれない」と同園。

 母親マハロが子から離れる時は、父親ラジャがすかさず子育てを代わったり、子を温めるために抱き寄せて一緒に寝たりする様子が見られるという。父親の本能なのか、巣に危険が及ばないように門番のように子の安全を守る行動や、子の体温維持などのために毛布をかけたり包んであげる行動なども見られ、「とても子煩悩な姿を見せてくれている」という。出産1日目には授乳中のマハロにエサの魚を運んでくる姿があったり、巣作りのための草を度々運んだりするなど、父親が協力的に子育てに向き合う姿なども見られた。

 飼育スタッフは「新型コロナウイルス感染症などで明るいニュースがあまりない中で、無邪気に、元気に育ってくれている3頭はまさに『太陽』。これから多くの方にコツメカワウソという生き物についてもっと知っていただくためにも、3頭には両親から愛情をたっぷりともらいながらこのまま元気に育っていってほしいと願っている」コメントしている。

 募集は5月5日23時59分まで。結果は2021年の「世界カワウソの日」である5月26日に発表予定で、名前が選ばれた3人には、カワウソグッズを進呈する。サンシャイン水族館のコツメカワウソの赤ちゃん名前募集ページから応募できる。

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