特別企画展「トキワ荘の少女マンガ」が現在、「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」(豊島区南長崎3、TEL 03-6915-3666)で開催されている。
トキワ荘漫画家たちの少女漫画に焦点を当てる同展。「トキワ荘のマンガ家たちによる少女マンガ作品リスト」「少女マンガ試行錯誤の時代」「トキワ荘の少女マンガ」の3つの展示を行う。
「トキワ荘のマンガ家たちによる少女マンガ作品リスト」では、トキワ荘の9人のマンガ家たちが描いた少女マンガ作品を新たに調査し、手塚治虫が入居した1953(昭和28)年から、山内ジョージさんがトキワ荘を去った1962(昭和37)年までの10年間に絞り、少女マンガ作品リストを展示する。
「少女マンガ試行錯誤の時代」では、トキワ荘にマンガ家たちが住んでいた時代の少女マンガに焦点をあて、当時の雑誌を展示。どのようなマンガ家たちが活躍し、どのように変化していったかを紹介する。
「トキワ荘の少女マンガ」では、トキワ荘のマンガ家たちが描いた作品を、直筆・複製原稿や当時の雑誌などを使い、少女マンガの世界感の中で紹介。少女マンガ編集者で「少女クラブ」編集長でもあった丸山昭とマンガ家たちの絆を紹介するほか、「いずみあすか」「U・マイア」名義の合作マンガも展示する。
開館時間は10時~18時。月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)。観覧料(グッズ付き)は、大人=500円、小中学生=100円など。12月5日まで。