特別企画展「鉄腕アトム -国産初の30分テレビアニメシリーズ-」が現在、「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」(豊島区南長崎3、TEL 03-6915-3666)で開催されている。
企画展では、「鉄腕アトム」の制作資料を展示絵コンテや台本など、約60年前の資料を展示。併せてアニメ「鉄腕アトム」制作の様子やスタッフの思いを紹介する。
館内では1963年放送の「鉄腕アトム」第1話を上映し、当時と同じ手法で作られた「複製セル画」により一部のストーリーの展示も行う。アトムと一緒に白黒テレビに入って撮影できるフォトスポットや、デビューから70年を記念したアニバーサリーコスチュームのアトムのパネルと撮影できるコーナーも展開。オリジナルグッズや記念メダルも販売する。
開催に当たり、高野之夫豊島区長は「これまで鉄腕アトムの展覧会は数多く行われてきたが、1963年からはじまった30分テレビアニメシリーズに特化した展覧会は、今回初と聞いている。2021年から3年間は、アトムのアニバーサリーイヤーであり、本展が開催できることを光栄に思う。往年のファンの方々や、多くの子どもたちに見ていただいて、ぜひマンガ・アニメの文化を次世代に継承してほしい」とコメントを寄せた。
開館時間は10時~18時。月曜休館(祝日の場合は翌平日休館、12月27日は開館)、12月29日~1月3日も休館。観覧料(グッズ付き)は、大人=500円、小中学生=100円など。来年4月10日まで。