池袋で「香港ミニチュア展」-香港の街並みや文化を極小サイズで再現

香港の街並みをミニチュアで再現

香港の街並みをミニチュアで再現

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 池袋のサンシャインシティ(豊島区東池袋3)で現在、ミニチュアで香港の街並みを再現した「香港ミニチュア展」が行われている。

貧しい市民が暮らした再定住団地を再現した「回憶徙置區」

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 日本と距離が近く経済的にも密接につながる香港を、その文化や人々の日常生活の面でも知ってもらうことを目的に、香港特別行政区政府と駐東京経済貿易代表部が主催。今年3月に大阪で初開催し、3万人以上が来場したという。

 会場では、香港で活動するミニチュア作家14人の作品、計39点を展示。作品「大坑舞火龍」は、数万本の線香を使った全長約60メートルの火龍が街中を練り歩く香港の一大イベントを再現。「回憶徙置區」はバス模型の設計士である陳鴻輝さんが2年間をかけて初めて作った作品で、貧しい市民が暮らした再定住団地を再現し、当時の住民の暮らしを描き出しているという。

 香港ならではの伝統的なお茶を楽しむ喫茶店「茶坊」を再現した『金芸茶坊』や、懐かしい街角の風景、料理などの香港文化を正確に再現した極小サイズの作品も展示。

 小さな香港の街並みを背景にガリバー気分で写真を撮ったり、精緻な細工に目を凝らしたりなど、思い思いの方法で香港を体験できる展示となっているという。

 開催時間は10時~20時。観覧無料。10月23日まで。

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