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ウルトラマンの怪獣造形などで知られる画家・高山良策、豊島・要町で展覧会

「凧と女」(1956年)

「凧と女」(1956年)

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 要町駅近くにある熊谷守一美術館(豊島区千早2、TEL 03-3957-3779)3階で「高山良策展 向こう側の気配 形(かいじゅう)になる頃(ころ)」が開催されている。

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 高山良策(1917-1982)は、「シュールレアリスム体験を経た、既成概念にとらわれない大胆な表現」が特徴の画家で、画業の傍ら初期ウルトラマンシリーズ「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」などの怪獣、宇宙人の造形を行った人物としても知られる。

 戦後には要町で10年暮らし、豊島区内にあったアトリエ村群を中心に起こった前衛芸術文化「池袋モンパルナス」の作家の一人でもあった。

 同展では1945(昭和20)年から怪獣をつくり始める1960年代半ばまでに制作した作品を集め、戦後の池袋を描いた「池袋駅東口」(1947年)、「凧と女」(1956年)など30点を展示する。

 同展と関連して今月28日まで、エチカ池袋ギャラリーでも「高山良策パネル展」を開催している。

 開催時間は10時30分~17時30分(金曜は19時30分まで、2月27日は休館)。観覧無料。3月4日まで。

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