東武百貨店池袋本店（豊島区西池袋1）8階催事場で10月19日から、「BONSAI展 2017」が開催される。

5,400円シリーズ

　会場では、江戸嘉永年間創業の盆栽の老舗として盆栽の販売や盆栽教室を運営する「清香園」（埼玉）からの出品を中心に、合計約300鉢を展示販売。現代九谷陶芸展も同時開催する。

　盆栽は、5,400円シリーズから、代々の愛好家の手によって長い年月受け継がれてきた樹齢100年を超える500万円台の秘蔵品まで幅広くそろえるほか、剪定ばさみなどの盆栽道具や肥料、書籍などの関連商品も販売する。

　世界初の公立盆栽美術館として盆栽の名品を展示・紹介する「さいたま市大宮盆栽美術館」の協力による、盆栽のたどってきた歴史を紹介するパネル展示も実施。

　清香園5代目家元として「彩花盆栽教室」を主宰する山田香織さんによるトークショーや、盆栽の基礎知識講習会、盆栽作り体験会、鋏の研ぎ方実演などのイベントも展開する。

　商品は、「黒松」（樹高約70センチ、推定樹齢100年以上、162万円）、「五葉末」（同約70センチ、同100年以上、145万8,000円）、「宮様楓」（同約25センチ、32万4,000円）など。5,400円シリーズは、「松の盆栽」「はぜの盆栽」など用意する。

　10月19日・21日・22日の11時・14時・16時からは、清香園の職人による「盆栽作り体験会」（約1時間）を実施。要予約で、各回定員15人。長く盆栽を楽しむための育成方法も伝授するという。

　開催時間は10時～20時（最終日は17時閉場）。今月24日まで。