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池袋エリアを中心に今秋「東京芸術祭」 今年で3年目、国際舞台芸術祭など

デザイナー村上雅士さんがアートディレクターを担当した「東京芸術祭2018」のロゴマーク

デザイナー村上雅士さんがアートディレクターを担当した「東京芸術祭2018」のロゴマーク

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 豊島区池袋エリアを中心に9月1日から、「東京芸術祭2018」が開催される。

 国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー18」(10月13日~11月18日)、「芸劇オータムセレクション」(9月1日~11月25日)、「としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム」(9月1日~12月9日)、「アジア舞台芸術人材育成部門」(10月15日~11月12日)を展開する同イベント。

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 主催は、アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(東京都歴史文化財団)、豊島区、としま未来文化財団、フェスティバル/トーキョー実行委員会で構成される実行委員会。

 東京芸術祭は、東京の芸術文化を通して世界とつながることを目指した都市型総合芸術祭。東京の芸術文化の魅力を分かりやすく見せると同時に東京における芸術文化の創造力を高めることを目指し、中長期的には社会課題の解決や人づくり、都市づくり、グローバル化への対応を視野に入れて取り組んでいる。

 今回で3年目を迎え、今年から総合ディレクター・宮城聰さん(演出家/SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)と「プランニングチーム」メンバーによる協働体制で始動。

 「東京芸術祭」の直轄事業は、10月18日~11月4日に開催予定。イタリアの演出家・コルセッティさんが池袋でオーディションを行い、全出演者を自分の目で選んで作る「野外劇 三文オペラ」、フランスの演出家・ジャンヌトーさんによる「ガラスの動物園」などを上演。ライブアートパフォーマンス「ダーク・サーカス」などのほか、宮城総合ディレクターが選んだ「開く」「極める」「つながる」を実践する国内外のアーティストによる計6作品も紹介。いずれも「低価格で参加できるプログラム」になるという。

 「フェスティバル/トーキョー18」のディレクターは長島確さんで、共同ディレクターは河合千佳さん。昨年に引き続き、オープニング・プログラムとして、タイ人振付師・ダンサーのピチェ・クランチェンさんによる祝祭的な野外ダンス公演を南池袋公園で上演。3年間にわたるフェスティバル/トーキョーとマレビトの会とのプロジェクトの集大成として「福島を上演する」も実施。今年で5回目となるアジアシリーズや、3回目となる「まちなかパフォーマンスシリーズ」も引き続き行うほか、新ディレクターによるプログラムとして、シンポジウムなどの開催にも力を入れていく。

 「芸劇オータムセレクション」のディレクターは内藤美奈子さん(東京芸術劇場 制作担当課長)。東京芸術劇場の芸術監督でもある野田秀樹さんが演出・出演する「贋作(がんさく) 桜の森の満開の下」、コンテンポラリー・サーカスのパフォーマーであるカミーユ・ボワテルさんの新作など、国内外のアーティストによる作品が集結。池袋西口公園では「Back to Back Theatre」の「small metal objects」を上演する。

 「としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム」のディレクターは根本晴美さん(豊島区立舞台芸術交流センター制作統括 チーフプロデューサー)と、杉田隼人さん(としま未来文化財団 みらい文化課 プランセクション事業企画担当)。今年は、街を舞台に繰り広げる野外パフォーマンス「大田楽 いけぶくろ絵巻」やダンス、演劇、伝統芸能の6つのプログラムを展開する。

 「APAF-アジア舞台芸術人材育成部門」のディレクターは多田淳之介さん。共通するテーマの下、数人の演出家を中心としたグループがそれぞれ小作品を制作・発表する国際共同制作ワークショップや、国際共同クリエーション公演として前年度のワークショップで制作された小作品をフルサイズ化し、未来の舞台芸術界を担う新しい才能を発掘・育成するためのプログラム「アートキャンプ」を実施する。

 12月9日まで。