「第二のトキワ荘」で漫画家・藤田和日郎さんらが対談-UST配信も

ワークショップが行われる赤塚不二夫さんが暮らした部屋。当時の仕事部屋が再現されている

ワークショップが行われる赤塚不二夫さんが暮らした部屋。当時の仕事部屋が再現されている

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 漫画家・赤塚不二夫さんが暮らした「紫雲荘」(豊島区南長崎3)で3月18日、「第6回紫雲荘ワークショップ」が開催され、漫画家・藤田和日郎さんと井上和郎さんの対談が行われる。「紫雲荘・活用プロジェクト」の一環で、主催はトキワ荘通り恊働プロジェクト。

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 豊島区南長崎地域にあり手塚治虫さんら著名な漫画家が居住していたことで有名な「トキワ荘」の隣に位置する紫雲荘。1959(昭和34)年から現存する木造アパートで、かつて赤塚不二夫さんが暮らし、「第二のトキワ荘」として知られている。

 「紫雲荘・活用プロジェクト」は赤塚さんが暮らした紫雲荘を地域で活用し、空き部屋を漫画家を目指す若者に家賃補助をしながら貸し出したり、赤塚さんの部屋を使った資料展示などの一般公開、ワークショップ開催などを行うプロジェクト。

 ワークショップでは漫画家やアニメ監督などを講師に招き対談や講演を行う。今までには山内ジョージさん、よこたとくおさん、勝川克志さん、河口仁さん、田中圭一さん、吉田健吾さん、石塚真一さん、大地丙太郎さんらが対談や講演を行った。

 6回目となる今回は、「うしおととら」「からくりサーカス」「月光条例」などの代表作で知られる漫画家の藤田和日郎さんと、その元アシスタントで「美鳥の日々」「あいこら」「あねコミ」などの代表作で知られる井上和郎さんの師弟対談が行われる。

 ワークショップは定員約15人で参加者を募集したが、予約殺到のため募集を締め切った。会場は赤塚さんが暮らした部屋で、8畳のスペースに15人以上が入るため「ひしめき合うような感じ」になるという。今回のワークショップの様子はユーストリームでの配信も行う。

 今後は「トキワ荘のルーツシリーズ」として、トキワ荘があった時代を知る漫画家や編集者などに焦点を当てたワークショップシリーズなども予定しているという。

 開催時間は16時~18時を予定。

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