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西武鉄道旧本社ビル跡地に高層オフィスビル 池袋東口エリアの開発進む

西武鉄道旧本社跡地の工事の様子

西武鉄道旧本社跡地の工事の様子

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 西武ホールディングス(埼玉県所沢市)が現在、西武鉄道旧本社跡地(南池袋1)に地上18階建て新オフィスビルの建設工事を進めている。

完成イメージ

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 旧本社ビル敷地と西武池袋線の西側用地を活用し、線路にまたがるように建設する同ビル。賃貸オフィスをメーンに低層部分には商業施設を配し、地下2階・地上18階の計20階建て、総床面積は約5万平方メートルとなる。

 同施設内に設置予定のデッキは、豊島区が構想中の池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)との接続を想定しており、東西エリアの行き来や南池袋アクセスの利便性向上、雑司が谷や目白方面への新たなにぎわい創出を目指す。

 同施設をはじめ、近年池袋東口エリアの開発は著しく、サンシャイン通りには2012年12月に「ラウンドワン」「American Eagle Outfitters」を展開する商業施設「池袋スクエア」(東池袋1)、2014年3月に売り場面積約800坪のユニクロや飲食店が入居する商業施設「池袋グローブ」(東池袋1)、同9月には中池袋公園横に「食と生活」をテーマとした店舗面積約514坪の商業施設「WACCA」(東池袋1)、今年5月には南池袋に分譲マンション一体型の豊島区新庁舎(南池袋2)がオープンした。

 旧豊島区庁舎跡地と来年2月に廃止予定の現豊島公会堂敷地は、大規模オフィスを中心としたシネマコンプレックス、商業施設が入居する複合施設の建設が計画されている。

 2017年には東池袋1丁目に、首都圏最大級のシネマコンプレックスの開業も決まっており、これまでのサンシャイン通りをメーンとした池袋東口エリアにぎわいが、今後同エリア全域に拡大することが期待されている。

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