江戸時代から伝わる行事「お会式」-鬼子母神から出発

雑司が谷案内所の「御会式ポスター展」

雑司が谷案内所の「御会式ポスター展」

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 豊島区雑司が谷地区で16日、江戸時代から伝わる伝統行事「御会式(おえしき)」が執りとり行なわれる。

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 お会式は日蓮宗の行事で、日蓮聖人の入滅を偲ぶ宗教行事。鬼子母神のお会式は毎年10月16日から3日間行われる。万灯練供養では、鬼子母神のある雑司が谷一帯に太鼓が響き渡るほか、しだれ桜の様に白い和紙で作られた花を25本の枝に付けた、高さ3~4メートルの万灯が何十台も練り歩く。

 16日は各講がその町内を巡回。17日は地元20講が参加し、鬼子母神を出発、不忍通り~目白通りを練り歩き、鬼子母神に到着する。18日は地元25講が参加するほか遠征講20講以上が加わる予定で、池袋東口の西武百貨店前を出発、明治通り~目白通りを練り歩き、鬼子母神に到着する。

 鬼子母神境内では屋台が並び、今年からはちょうちん50張りがともされる。

 お会式では今年も写真コンテストも行うほか、鬼子母神近くの「雑司が谷案内所」で10月27日まで、御会式ポスター展も開いており、大祭をポスターで振り返る。

 出発時間は、17日=19時30分、18日=19時。

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