目白・椿山荘で京都PRイベント「京あるきin東京」-伝統芸能イベントも

去年のイベントの様子。舞妓による舞の披露。

去年のイベントの様子。舞妓による舞の披露。

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 目白の椿山荘(文京区関口2)で2月16日から、京都PRイベント「京あるきin 東京2012~恋する東京ウィークス~」の一環でさまざまなイベントが行われる。主催は京都市、京都商工会議所、京都市観光協会、京都創生推進フォーラム。

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 都内各地でイベントを展開する「京あるきin東京」。京都の魅力を発信し「京都ファン」を獲得することや、京都の歴史と伝統文化を国を挙げて保全、再生、創造、発信していく事業「国家戦略としての京都創生」のPRを目的する。今回で2回目。

 椿山荘ではイベントに先駆けて2月1日から、あんどんによるライトアップを行い京都東山花灯路を再現する「花灯路(はなとうろ)in椿山荘」や、各レストランで京都の食材を使った料理フェア、京都の観光名所の紹介や伝統産業品、コスメ、お香などが体験できる「京空間in椿山荘」を展開している。

 16日には外務省後援の下、海外の京都ファン獲得を目指し、各国駐日大使や外国人留学生を集める「京の匠と雅~京都発! 震災復興プロモーション~」を行う。舞妓(まいこ)による舞の披露や京料理による「おもてなし」、生け花の実演、禅のセミナー、伝統工芸師による実演などを予定する。海外への発信力を持つ大使館や留学生に京都の魅力や日本の安全性をPRすることにより、東日本大震災の影響で落ち込んだ海外からの観光客を呼び戻すことを目的とする。

 23日には、京都伝統文化の「若手継承者グループ」が、華道や能などの舞台パフォーマンスを披露する「DO YOU KYOTO?in椿山荘」を行う。第1部では「源氏物語」をテーマに、華道家・笹岡隆甫さんの生け花パフォーマンスや、能、琴、小鼓の演奏、漆器作家の対談などを行う。第2部の「京料理をたのしむ夕べ」では箏曲や能楽の鑑賞、京都の食材を使った会席料理提供や「佐々木酒造」の新酒飲み比べを行い、お土産に「聖護院八ッ橋」を用意する。

 舞妓の舞を鑑賞しながら食事をするイベントや、「源氏物語」に登場する「光源氏の香り」の再現、女優・山下智子さんによる京言葉での「源氏物語」の語りなどのイベントも予定する。

 今月29日まで。参加方法などはホームページで確認できる。

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